当社グループを取り巻く事業環境は、原材料の調達難や価格高騰、さらには人件費の上昇等により厳しさを増しております。こうした状況を乗り越え、企業価値を向上し、持続的な成長を実現するため、2026年度から2028年度までの3か年を対象とする「日本タングステングループ2028中期経営計画」を策定いたしました。
本計画では、サステナビリティ経営を軸に「ビジョン2028」を掲げ、一人ひとりの活躍とつながりによって、人と資源の制約を乗り越え、選ばれる存在となることを目指し、希少資源を通じた価値最大化と働きがい・創造力の向上を中心に、DXやアライアンス、財務戦略を一体で推進し、収益力と資本効率の向上を図ります。
2028年度に成果を確かなものとし、創立100周年を迎える2031年に向けて、全社一丸で次の成長ステージへ進んでまいります。
当社グループは、企業価値向上の中期的な取組みとして、サステナビリティを軸とした経営の下で、中期的な課題の解決を踏まえ、当社グループの目指すべき姿を示した「ビジョン2028」を設定し、その達成に取り組みます。
ビジョン2028
日本タングステングループは、一人ひとりの活躍とつながりによって
人と資源の制約を乗り越え、選ばれる存在になっている。
ビジョン2028の達成に向け、2重点戦略を含む、5つの全社戦略により、活動してまいります。
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重点戦略 希少資源を通じた価値最大化 |
約100年にわたり磨き上げてきたマテリアル力(素材・加工技術)およびお客様のニーズを製品やサービスとして具現化するデザイン力で、より少ない希少資源から、よりよい価値を創造できるビジネスへ変革します。また、事業の選択と集中を進め、「コア事業」で収益基盤を強化しつつ、「成長事業」への戦略的投資を加速することで、当社グループの収益性と成長性の最大化を目指します。
重点施策 ・循環型ビジネスモデルへの挑戦 ・価値創造プロセスの推進 ・事業ポートフォリオの最適化 |
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重点戦略 働きがいと創造力のスパイラルアップ |
多様な価値観を持つ人々の働きやすさ、コミュニケーション、やりがいを向上し、さらにビジョンの達成に向けた組織のマネジメント力を強化することで、挑戦と成果の好循環が続くスパイラルアップを促進します。
重点施策 ・人的資本経営の推進 ・ビジョンマネジメントの強化 |
| DX戦略 | ITリテラシーの向上やITガバナンスの浸透等によるDX推進の基盤整備を進め、さらに経営・開発・営業・製造の4領域においてDXを推進し、デジタルとリアルの融合によって競争力を高めます。 |
| アライアンス戦略 | 地政学的要因等によって発生しうる希少資源を巡る価格変動や供給リスクに対応するため、開発、原料調達、リサイクルの各領域において業界横断で連携することで、持続可能なサプライチェーン基盤を確立します。 |
| 財務戦略・資本戦略 | 2028中期経営計画における「コア・成長事業への成長投資」「安全基盤強化投資」ならびに「人的資本投資」の適切な配分に向けた基本方針を示します。また、株主還元については、配当性向の向上および配当金の下限額の引き上げを通じて、株主価値の向上を図り、安定的かつ持続可能な株主還元の充実を目指します。 |
当社グループを取り巻く経営環境は、中国の輸出規制に起因するタングステン材料をはじめとする原材料の調達難や価格高騰、さらには人件費の上昇等により、一層厳しさを増しております。収益力および資本効率を高めながら、本計画の最終年度となる2028年度までに、この難局を乗り越え、創立100周年を迎える2031年に向けて飛躍するべく、全社一丸となって戦略の遂行に取り組んでまいります。
目標とする指標としては、営業利益およびROEをKGIに設定し、2028年度までに収益力および資本効率性を回復するとともに、2031年においてはより高い目標を掲げ、力強く邁進してまいります。
| KGI | |
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| 2031年 | 営業利益 20億円以上 ・ ROE 10%以上 |
| 2028年 | 営業利益 7億円以上 ・ ROE 5%以上 |
本計画の詳細につきましては、リンクの「日本タングステングループ2028中期経営計画」資料をご覧ください。