長年に渡る独自の「拡散接合」焼結技術によって均質で、有害な材料欠陥のない、高い信頼性を有する超長尺(2,000mm以上)の超硬合金製品を商品化いたしました。フラットパネルディスプレイの大型化に伴い、ガラス基板も大型化している為、塗工用装置やフィルター関連の設備に長尺部品における精度維持に有効なツールとして適用が期待されています。 弊社では、独自の製造技術により非磁性や耐食性を有する超硬合金もラインナップしており、本用途への適用が可能です。
電子機器、液晶・半導体、燃料電池関連業界などの工業分野においては、ガラス、Si基板やフィルムなどの薄膜化が進んでおり、高精度化、作業性の改善を目的に、多孔質セラミック真空チャックへの転換が行われています。反りの強いワークに対応した新たな多孔質セラミックスを用いた真空チャックと、フィルムの連続吸着での使用が期待されるロールタイプの真空チャックについてご紹介いたします。