多くの分野へ貢献するために、
一歩先のソリューションへ挑戦しています!
入社動機と入社してからのキャリアを教えてください。
地元九州でものづくりに携わりたいと考えていた中で研究室の恩師に日本タングステンを薦めていただいたことがきっかけです。実際に受験前に工場見学をさせていただき、工場内が整理されている環境であったことも魅力に感じました。入社後3年間は電機事業の重電関係製品(発電・送電・配電や工場などで使われる工業用、動力用の大型電気機械の総称)の工程設計や改善に携わっていました。ほどなくして中国事業展開プロジェクトに参加させていただきました。プロジェクトを経て、2011年に中国の海外拠点へ赴任し、海外拠点での重電関係製品の立ち上げを経験させていただきました。2015年に電機事業部所属として帰国し、チームリーダーを経て、現在、グループリーダーを務めています。
キャリアを通して思い出に残っている経験はどんなことですか?
中国での経験は思い出に残っていますね。海外拠点の立ち上げ段階からの対応をしていたので、日本と異なる環境での製作方法の検討や海外拠点としての売上計画の策定まで携わることができました。トラブルが発生することもあり技術職として粉末・プレス・加工の全ての工程を経験しただけでなく、品質保証、工場内のユーティリティ管理、工作機械の整備にいたるまで経験できたことは、今、自分自身の中で大きな財産になっていますね。困難なことも多かったですが、試行錯誤の中で新しいことに挑戦するのは楽しく感じていました。また、中国では自分の意見を発信することの大切さを学びましたね(笑)
グループリーダーとして部下をマネジメントする立場となり感じることはありますか?
自分自身、良かったと感じた経験を部下にも経験させたいと考えていますね。私は配属後、電機事業部のすべての製造工程を研修にて経験させてもらえたことは良い経験だったと感じています。技術担当として工程設計や技術的改善を行なう上で全体の流れを把握することはとても重要なことです。その想いから配属後の研修ではすべての製造工程を経験させるようにしています。
また、中国赴任時に現地の方から『部下を管理する立場となった際には部内で叱責はしていいが、部外では嘘であってもいいからかばいなさい』と話されたことがありました。人はそういった状況を見たり聞いたりしたとき、信頼しようという気持ちが生まれると。私が若手時代の体験からも実感することだったので大切にしている考えです。
就職希望者に対して応援メッセージをお願いします!
当社はチームで業務を推進しながらも、個人の「思い」や「やりたい」を反映することができる会社と思います。長い人生のなかで仕事への「やりがい」を求められているのであれば、ぜひ一度工場見学へいらしてください。