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入社動機を聞かせてください。

私は大学院で自動車工学系の先端科学材料分野を専攻していました。就職では自身の学んだ内容を活かせることと、地元である九州地区で働けるということを軸に企業を探し、日本タングステンを知りました。就職活動が本格化する時期に差し掛かる前に開発技術部門にて2ヵ月間の長期インターンシップを経験させてもらったのですが、社員が提案した新しいチャレンジに対して積極的に後押しする企業風土を感じたことが入社の決め手になりました。また、先輩社員の方々が有給休暇をきちんと取得するなど、ワークライフバランスにしっかりメリハリをつけていたことも魅力的だと感じました。

現在の業務内容を教えてください。

入社した1年目は研修が終わってすぐに開発技術センターに配属され、深紫外LED用部材の技術開発に携わってきました。2021年からは企画担当となり、深紫外LED用部材について市場や競合企業の調査、新たなニーズの発掘などのマーケティング活動を中心に行っています。当社の製品を世の中に送り込むための重要な活動なので大きな重圧とやりがいを感じています。自分が開発に携わっていた製品なので特に思い入れが強くなっている面もあるかもしれません。

また、企画業務とは別に研究テーマを持っているので実験も行っています。大学時代から興味を持っていたテーマであり、技術開発時代に当時の上長に自分からやらせてほしいと提案し採用されたテーマなので現在も研究を続けさせてもらえていることはありがたいです。

成長のために自らチャレンジしていることはありますか？

現在、取り組んでいる研究テーマで博士号取得を目指し、大学院に通っています。

チャレンジのきっかけとして、1つ目はこれまで続けてきた研究活動を目に見える形で残し、知識を業務に役立てていきたいと思ったこと。2つ目は小さい頃からの学者になりたいという夢を叶え、自分の子供に夢を叶えた立場として成長を見守り接してあげたいと思ったことです。また、博士号取得を目指していくなかで会社に新たに学位取得支援制度ができました。自費で通うにはそれなりに負担が高額になるため、会社から支援してもらえるのは非常にありがたいです。