製品情報

タングステン・モリブデン製品タングステンリボン

タングステンリボン
タングステンは硬くて加工しにくい材料であり、これまでリボンのような形状に製造することは困難でした。しかし、当社独自の技術を駆使することで、薄くて長いリボンを、様々なサイズで製造することが可能になりました。
タングステンリボン長さに応じたスプールに巻いてご提供します
タングステンリボン毛髪よりも細く製作することが可能

タングステンリボンのメリット

@コイルの軽量化
同じ長さのコイルで重さを比べると、
リボンで作ったコイルの方が軽くなるため、製品の軽量化が可能です。


Aコイル径の小型化
リボンで作ったコイルの方が外径が小さくなり、小型化が可能です。

B被覆面積の増加
リボンで作ったコイルの方が同一重量当たりの物体を覆う面積が広くなります。
*「丸線」は一般的なワイヤー(断面が円)の線材を指します。
タングステンリボンコイルでの丸線とリボン比較
タングステンリボンコイル径小型化イメージ

製造可能範囲
アスペクト比(幅/厚み)2.5〜8.0、最小厚み5μm、最大500μm

医療用タングステンリボンのメリット

医療用への応用

タングステンは高い強度と優れた放射線遮蔽能力に優れ、カテーテルを中心に様々な医療分野で活躍しています。ここでは、カテーテル用タングステンリボンの特徴をご紹介します。

優れた造影性

ステンレス丸線、ステンレスリボン、タングステン丸線とタングステンリボン、それぞれに編組(ブレード)加工を行い、X線透過装置を用いて造影性を比較しました。

優れた造影性ブレード加工後の丸線とリボン線の外観

タングステンは放射線遮蔽能力に優れているため、ステンレスよりも鮮明に見ることができます。
リボンでは投影面積が増加するため、丸線よりも更に高い視認性を発揮できます。

優れた造影性

耐変形性が向上

ステンレスと比較すると耐変形性が向上し、ブレーディングチューブは潰れにくく、キンクにも強くなります。

用途に応じた表面処理が可能

用途に応じた表面処理が可能です。

用途に合わせて、色々な表面処理が可能です。
@ホワイト:電解研磨で金属光沢を有する表面状態にしたもの
A特殊ホワイト:電解研磨品よりさらに表面を滑らかに仕上げたもの
Bメッキ:表面に金メッキなどを施したもの

タングステンリボンを更に知りたい方へ


タングステンの特徴を分かりやすく説明した資料が入手できます。
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