抵抗溶接用電極
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技術プレゼンテーションを貴社で行います。
2008国際ウェルディングショーで好評を得たプレゼンテーションを、訪問して行います。タングステン系抵抗溶接に関して、特性、使い分け、長所、短所、選定上の注意などを詳しくご説明します。
なお、原則10人以上の出席者が開催の条件となっておりますが、ご相談に応じて開催させていただきます。
→ 詳しくはこちらまで
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ご要望の多かったニッタン技報36号(抵抗溶接特集)掲載しております。
クロム銅を使っているが寿命をのばしたい…
熱処理(HT)によって硬さと電気伝導率(IACS%)を改善した電極では、繰り返される加熱によって鈍っているのです。
銅の溶接/銅の熱カシメだが、品質が安定しない…
電極を発熱させるのがポイント!
クロム銅/アルミナ分散銅では耐えられない高温領域です。
このような抵抗溶接/熱カシメには、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、これらの合金電極が高性能を発揮します。ヒュージング電極、スポット電極にも最適です。
また、銅シャンクを直接接合した「NDB電極」は、加熱休止時に、速やかに熱をシャンクに逃がします。
寿命アップ、溶接品質安定、ショットサイクルのアップに効果絶大です。
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電極材料として一般的に下記性質が要求されます。
1)高温下で変形しにくいこと
2)熱、電気伝導度が良いこと
3)被溶接材及びメッキ材と合金化しにくいこと
4)大気中で酸化しにくいこと
5)安価であること
抵抗溶接は、非常に微妙なもので、どの電極が適しているとは一概には言えません。
銅、銅合金以外であれば、銅電極、クロム銅、アルミナ分散銅などで試していただき、寿命、性能などがよくない場合、下記のタングステン系電極で検討される事をおすすめします。ヒュージング等も含め、銅線や銅板等の抵抗溶接には、タングステン系電極をおすすめ致します。
なお、タングステン系電極はISOではBグループで設定されておりますが、JISでは設定されておりません。
アメリカ抵抗溶接製造者協会RWMA(Resistance Welder Manufactures Association)規定材種をご紹介します。
RWMA-11は銅タングステンで当社のエメC30A2相当品です。
RWMA-13は純タングステンで当社呼称はTR(Tungsten Rod)です。
双方とも 当社の接合技術である
NDB法で銅シャンクと直接接合できます。従来の圧入やロー付けでは不可能な高頻度の溶接を実現できます。
また、電極自体の消耗を押さえ、交換頻度が減少し、溶接品質が安定化実績があります。
◎NDB法説明ページ
推奨電極材料のご紹介
ワーク ステンレス鋼、軟鋼及び低合金鋼板の場合 (亜鉛メッキ品は除く)
電極材料 Ag-WC系 (当社材質HS01等) Ag-W系 (当社材質S35A2等)
被溶接材の成分である鉄、クローム、ニッケル等と反応の少ないAgと、高融点、高硬度のWCやWと複合合金化したものです。特に Ag-WC系電極は、タングステン系電極のなかでは最も酸化し難く、優れた特性を発揮します。
ワーク 銅及び銅合金の場合
電極材料 Cu-W系(C20A2等) 純Mo 純W
被溶接物が銅系の場合、Ag-W,Ag-WC等の銀系電極を使用しますと銀と銅の共晶反応により、電極と被溶接物間が溶着しやすくなり好ましくありません。熱間カシメ等のように電極自体を発熱させる必要がある場合は、固有抵抗が比較的おおきくて銅と固有しない純Mo、純Wが適しています。
日本タングステン抵抗溶接電極材種
| | | 呼称 | 組成 | 比重 | 硬さHV | IACS% | 切削加工 | 研削加工 | NDB |
| 当社材種 | 純タングステン | TR | W 99.9% 以上 | 19.3 | 450 | 31 | 難 | 可 | 可 |
| 純モリブデン | MR | Mo 99.9% 以上 | 10.2 | 250 | 30 | 可 | 可 | 可 |
| 銅タングステン | C10B2 | 11%Cu-W | 16.8 | 330 | 30 | 快削 | 可 | 可 |
| C20A2 | 20%Cu-W | 15.6 | 280 | 40 | 快削 | 可 | 可 |
| C30A2 | 30%Cu-W | 14.2 | 225 | 48 | 快削 | 可 | 可 |
| 銀タングステン | S35A2 | 35%Ag-W | 14.8 | 210 | 53 | 快削 | 可 | 不可 |
銀タングステン
カーバイト | HS01 | 40%Ag-WC | 12.8 | 250 | 37 | 難 | 可 | 不可 |
| ヘビーアロイ | HAC2 | W-4%Ni-2%Cu | 17.9 | 280 | 19 | 快削 | 可 | 不可 |
| 比較材 | クロム銅 | Cu-1%Cr(HT材) | 8.9 | 150 | 80 | 良 | 可(軟) | 不可 |
| アルミナ分散銅 | Cu-0.5%Al2O3 | 8.7 | 150 | 80 | 良 | 可(軟) | 不可 |
IACS%とは
国際標準軟銅(International Anneild Copper Standerd)の電気抵抗値(1.7241x10-8Ω・m)に相当する導電率を100とした相対比で表示したものです。